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音楽と小説。基本は自転車。Select Category
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My Funny Valentine
ポロロ〜と軽いリズムのピアノの前奏の後に続く、マイルスのソロ。 重く暗いイメージを基調としながら、ときおり背筋にぐっとくるような美しいメロディ。 終盤で2ビートから4ビートにチェンジして、ピアノソロへつなぐ。 バトンを受けたレッドガーランド。 マイルスからの4ビートそのままつなぎ、ラッパソロとは異なる、軽快なリズムでソロ展開。 この展開は、マイルス&アダレイのAutumn Leavesを彷彿とさせます。 再び、マイルスソロ。 ピアノのすこし遊びすぎたソロに対し、 MyFunnyValentineが持つ特有の雰囲気へ姿勢を正す。 ただ前半の暗いイメージはなく、どこか肩の荷が降りたような、 どこかすがすがしさを残しつつエンディングへ。 --- 本当の名演だと思います。 実際の歌詞は失恋の歌ではないのですが、 曲全体に抱く印象はこんな感じす。 前半ラッパソロ 失恋し、深く沈む女性 中盤ピアノソロ 軽快な言葉で、励ます友人 後半ラッパソロ 未練を残しつつも、前向きに立ちがる女性 なんだか、私が書くと稚拙になってしまいますが。 詩のない曲でこれだけの、世界観を出せるのは、 マイルスの演奏力に加え、曲のアレンジに対するこだわり、 それに対応可能な優秀なメンバーが、揃ってのことだと思います。 そでも、マラソンセッションの1曲なんだよなぁ。。
This is IT!! MJ永遠なれ!
ダンス、歌唱力、演出力、いずれにおいても世界が羨み感嘆するスキルの高さ。 そのスキルの高さからは想像し難い、謙虚で温厚な人柄。 それゆえに、最高のスタッフを集結させる求心力をも持ち合わせる。 そんなMJの追悼ドキュメンタリー 「This is IT」 訃報を聞いた際、その死因からも 不幸な生活の中で、旅立ったと思っていましたが、 こんな素晴らしいコンサートを控えていたとは。。 人類の最高のアーティストであることを再確認しました。
ROCKへの目覚め
きっかけはローラー。
あれをするにはそれなりに熱い音楽じゃないと、やってらんないし、そもそもそれなりの音圧がないとローラーの音で聞こえないのです。 そこでRock! 知人にRockのCDを借りて聞いてます。主に90年代が多く、私も中学の頃(90年代前半)は、よくこの類の音楽を聞いていたので、懐かしさも感じつつ。 こんな感じ ・ガンズ ・エアロスミス ・レッチリ ・オアシス ・レニクラ ・エクストリーム ・Skidロー 今まで小難しい音楽を聞いていただけに、シンプルでパワフルな音は、たぶん人並み以上に快感。 なかでもレッチリ! エレベ好きを気取っていましたが、フリーの存在を今まで知らなかったのは、懺悔ものです。 曲もキャラも個性的でかっちょいいじゃないですか! いつかオイラもバンドに加わりたい。と思ったのは内緒です。
最近の音楽事情
最近の音楽鑑賞は通勤時間のみですね。
愛用のMP3ウォークマンにお気に入りを詰め込んで、曲飛ばしたりなどの 操作はせず、アルバムタイトル順に曲が並んでいるので そのまま聞いています。 "Jaco Pastrious" でベースの魅力に取り付かれ、 "Jeff Beck's Guitar Shop" でギターテクに痺れ、 Mayaの"Kiss Of Fire"で情熱的なジャズボーカルに酔いしれ "Love is the Message"でミーシャのキュートでソウルフルな歌声に心躍らせ ロリンズの"SAXOPHONE COLOSSUS "で再びジャズに回帰し、 ブレッカーの"SOME SKUNK FUNK"でノリノリになった後には "Nakariakov Baroque Trumpet Concertos "でバロック音楽でクラシックに浸る とこんな感じ。 他にもコブクロ・ランパル・東京スカパラ・カウントベイシーなどなど 実に節操がなくいい感じ。 同じ曲でもその日の気分によって、ぐっときたり、ただの雑音だったり。 音楽って不思議だなぁ。 (まとめ方が小学生レベル。)
MIYAライブ! @BarBarBar
MIYAのライブに友人のたかみぃさんと行ってきました!
久しぶりののMIYAのライブです。 今回のメンバーは以下のとおり、 MIYA(FL) トム・ピアソン(Piano)、斎藤草平(Bass)、上村計一郎(Drums) Miyaも相変わらずのフルートなのにストレートアヘッドなソロ展開。 すごいね。フルートであのブロウ(たかみぃさんの言葉を拝借)をできるのはすごい。 フルートらしい音色の洒落た演奏もありました。 あっ、そうそうアルトフルートも登場しました。 下手な人があると拭くと、「ただ音が低くなっただけ」になるんだけど、 しっかりアルトの深みの音色でした。 オリジナルの曲ということでその魅力を引き出す曲を書けることもすごい。 (逆か?) 今回MIYA以外にハッスルしていたのはピアノのトムピアソン。 Miyaが「私なんかと一緒に演奏するような方ではないんです」と 紹介していましたが、さすがにさすが。 特にSolarやモンクの何とかという曲のソロのときは、ぶっ飛んでましたね。 ピアノ弾いていないときは、元気のない老人って感じなんだけどね。 ソロのときは、上村さんを瞬きもせずじ〜と見つめて、煽る煽る。 上村さんもたまにピアソンちらっとみて「えっもっと?」と どんどんエスカレーション。あの緊張感あるソロはとても印象に残りました。 このピアソンさん、10年ぐらい前は自身のビックバンドでいろいろと 挑戦的な試みをしていたみたいですね。 あ〜。。。満足。。 ちょうどお腹一杯のライブでした。
Kiss of Fire 〜MAYA〜
渋谷のHMVのジャズコーナーで試聴機を片っ端からつぶしているときに、 ふと目にとまったアルバム。 ジャズフルートのMIYA(ミヤ)がBLOGで「MAYA(マヤ)のアルバムに参加する」と 書いてあったのと、本日お目当てのCDがなかったのとで購入することに。 第一印象は"引き出しの多い"アーティスト。 曲ごとに違う人かと思うほど声色や雰囲気を変えてくる。 そして、6カ国語を操りジャズスタンダードからラテン系まで上手に仕上げる。 ライナーノーツにも書いてあったがボサノバは歌えてもラテン系のボーカルを 本格的に歌える人ってあまりいないのです。 だけど、芯は通っており、やはり同じ人なんだなぁ。と。 その芯とは、「どこか憂鬱で、つかみ所がない」感じ。 うまく言えないが、すごい過去を背負っていて、僕らには到底理解できない 世界にいる人のような感じ。 そう、ビリーホリディなどの黒人アーティストの歌を聴いているような雰囲気を醸し出している。 ジャズはその発祥が黒人の労働歌というだけに 日本人がいくら頑張っても黒人と同じ共感は得られないのです。 (例えば外国人が演歌の真髄を理解できないのと同じ。) 話がそれたが、このMAYAさん、そんな手の届かない人のようなプレイ。 でも日本人ジャズ特有の聞きやすいフレーズもあり、ふと親近感も沸いたり。 要するにつかみ所がなく、そこが魅力的です。 ちなみに、MIYAは一曲のみ参加。その曲もボーカルの裏で控えめな演奏。 でも、買って損はなかったアルバムだったと思う。これから聞き込みまっす。
Some Skunk Funk 〜Randy Brecker with Michael Brecker 〜
久しぶりの五つ星のアルバム。 このアルバムに出会って、間違いなく私の人生の密度が濃くなった気がする。 ランディー・ブレッカー名義のライヴ版だが、マイケルもフィーチャーされ 実際には、ブレッカーブラザーズ復活ライブアルバム。 ブレッカーブラザーズ時代に磨きをかけたサウンドでホーンセクションもリズムセクションも超一流。特に、このライブアルバムで聞き惚れるのは、マイケルとリズムセクション! 6曲目のStrap-Hangin' のマイケルのソロは激しくも歌心があり、鳥肌が立ちました。 その他の曲でもマイケルがノッてくると、"ついつい"出てしまうお決まりのフレーズもあり、ライブ版特有の面白みがあります。 このライブの1年後(去年)、マイケルは若くして他界しました。この音がもう聞けないかと思うと寂しいです。 次にリズムセクション。 ブレッカーブラザーズというと曲のアレンジからも、どうしてもホーンセクションに耳が傾いてしまいますが、このアルバムで個人的に最もキレているのは、ドラムのピーターアースキンです。 すべての楽曲で、常にアレンジを支配しており、ドラムだけ聴いてても飽きません。アルバム名義をランディ with マイケル with ピーター でも違和感ないぐらいの存在感です。 アースキンはその昔はウェザーリポートやジャコのワードオブマウスに参加していたドラマー。ということで、昔からブレッカー兄弟とは親しい仲ですね。フュージョンと呼ばれるジャンルはロック・ポップスをルーツにするものとジャズをルーツにするものがありますが、後者を引っ張ってきた第一人者と言えるでしょう。 50歳手前にして、この迫力かぁ。すげ〜なぁ〜〜。 そのほかにリズムセクションといえば、私の大好きなエレベ! 今回はウィルリーさんですね。ホーンセクションの音圧がすごいので、あまり目立ってはおりませんがりませんが、やわらかくも洗練された技巧を目立たぬところでビンビン言わせてます。このウィルリーさんですが、何がかっちょいいって、やっぱミテクレでしょう! ギターなら、「まぁギター弾きそうだな。」って感じですが、あのミテクレでベースが一流なんて、かっこよすぎる。。。ずるいぞ!ウィル! ギターはカッティングに終始していますが、フィニッシュを飾るSONG FOR BARRYのソロは圧巻。疲れが見え始めたホーン部隊を見事にカバーしてますね。 Strap-Hangin'とSONG FOR BARRYの動画がYou Tubeにありました。 見ておいて絶対後悔しませんので是非、ご覧あれ! http://www.youtube.com/watch?v=BIBaR3b1jWA&mode=related&search= http://www.youtube.com/watch?v=FG6OeVBXlxo&mode=related&search=
母校の定期演奏会
母校、桐光学園の定期演奏会に行ってきました。
演奏スキルはともかく「あぁ、桐光の色でてるなぁ。」っと懐かしんできました。 あいにく同期の友人は見かけませんでしたが、 久しぶりに会った後輩や先輩から 「娘さんかわいいですね!」 の次に、必ず、 「嘉本(先輩)は太りましたね。」 と口々に言われるもなんだか楽しかったです。 久しぶりにフルート会しようかな〜。 みんなで、今更ふけない楽器持って集まって、大不況和音で吹いてる人だけめちゃ楽しい! みたいなね。
ジャズな予感
今日、会社の同期が家に遊びに来てくれた。 ジャズに関して気があい。よくCDを貸し借りをする仲。 同期だけど年が上で何でも相談にのってくれるアニキのような友人。 この友人、移り気な私を、いつもそっと軌道修正をしてくれる。 ここしばらくジャズを離れクラシックやJPOPにどっぷりつかっていた。 さらには、とあるJPOPロックのギターに魅了され、 完全に「オレはギターをやる」気分になっていたのだが。。 社会人になってから、ベース→ラッパと二つの楽器を渡り歩いているわけで、 子供もいて、趣味も仕事も落ち着いて行かなきゃなこの時期にいいだした 「ギターやりたい!」は妻にとっても、自分にとってもやっかいな心情なわけで。 で、この友人とな鍋をつっつきながら、そんな話。 お互いジャズ好きなので、ジャズ聴きながらジャズ談議。 「おぉ!やっぱジャズっていいなぁ。かっちょいいなぁ。」 気分はロックからジャズモードへ さらには、いつもの「オレ何の楽器やるべきだろ」談議。 (ちなみに彼はベース一筋) 「やっぱフルートじゃないの?一番うまいし。」 妻&友人 「分かってるんだけどねぇ。ジャズにフルートはねぇ。」 オレ 「そうそう、そうなんだが、かっちょいいジャズフルート吹く人がいんのよ」 オレ 聞いてみよう!ってことで、 そのアーティストのCDをかける。(以前MIXIに書いたMIYAのアルバムをかける) おぉぉぉ!!! 久しぶりに聞いたらめちゃめちゃかっこいい! miyaはライブかっこちょいいが、CDはいまいちと思っていたのだが、 久しぶりに聞くとCDも充分いい! これで「やっぱジャズにはフルートだな。」モードに入ったオレ! いやいや。分かってたんだけどね。 フルートが一番手っ取り早いし、 人に迷惑もかけないし。 金もかからないし。 なにより、ジャズでは一番かっこいいってことをね。 というわけで、 友人のおかけでギターを買うというこの上なく無駄な出費は免れ 妻もオレも一安心です。 また、くじけそうになったらライブにいってフルートの魅力に魅了されてくればよし。 たかみぃさん、おつきあいよろしくね〜。
純恋歌 湘南乃風
久しぶりにJポップを聞いている。 これ ラジオなどでなんとなく聞いたときにはインディーズ(素人)っぽいなぁ。 と、敬遠していた。 今日の通勤のとき、初めてまともに聞いてみた。 じんっ。っときた。 よくある背筋が凍るような、甘い愛のフレーズではなく、 不器用な男の偽りのない直球メッセージ。 じんっ。っときた。 曲の構成も普通と違って聞き応え充分。 お勧め。 ってもう遅いか。
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